事業概要

ビジョン & ミッション

Tokai SPOrt Med Hub

“Sports, Performance, Optimization, Research, Technology, Outreach” を統合した造語。

スポーツ、パフォーマンスの最適化、研究・テクノロジー・アウトリーチを融合し、高度医療人材の育成に注力します。

事業背景

日本は超高齢社会へと急速に突き進んでおり、運動器機能の低下によるロコモティブシンドロームへの対策が喫緊の課題となっています。こうした状況を背景に、本事業では、世界で初めて軟骨細胞シートの臨床応用に挑んできた研究チームを中核に据え、スポーツ医学領域との密接な連携を図りながら、新たな臨床研究拠点の構築を進めます。さらに、その拠点を「総合臨床研究センター」として恒常的に機能させ、持続可能な研究・教育体制を確立することで、運動器疾患に対する革新的な診断・治療法の開発と高度医療人材の育成を同時に実現していくことを目指しています。

事業枠組み

1.国際レベルの臨床研究推進

運動器先端医療研究センターに「スポーツ医学と運動プログラム」を制定し、国際共同治験や再生医療研究を牽引する。​​

2.予算活用とインフラ整備

総合臨床研究センター/治験・臨床研究センター/研究イノベーションセンターなどを整備・運営し、研究支援人材と設備を持続的に確保する。​​

3.人材養成

医学科生から研修医までを対象に、運動器先端医療分野へ触れる機会を体系的に提供し、大学院進学や国際キャリア形成を後押しする。​​

4.達成目標の設定と評価

次世代の医師・研究者がスポーツ医学/運動器医学で国際的に活躍できるよう、論文数・治験件数など具体的KPIを設定し、モニタリングする。​​

5.診療参加型臨床実習の拡充

伊勢原教育計画センターを核に、学生のスポーツチーム帯同や救護トレーニングを実施し、実践的臨床能力を養う。​​

6.拠点大学としての役割強化(提携機関と連携)

国内外の大学・研究機関・企業と臨床研究コラボを推進し、研究データを共有。

主な提携大学・医療機関:

Harvard Medical School
慶應義塾大学
National University of Singapore
CAMPUS BIO-MEDICO di ROMA
首都圏 AR コンソーシアム構成機関
(日本医科大学/埼玉医科大学/東京医科大学/帝京大学)

7.医師の働き方改革

スタッフ支援センターで復職支援や効率的業務管理を行い、教育・研究時間の確保と業務負荷の軽減を図る。​​

運営体制



事業責任者:大学院医学研究科長/研究科長 ・・・事業全体の統括・対文科省報告

事業担当:研究イノベーションセンター/次長・・・運営調整・契約・会計・広報

- メディカルサイエンスカレッジ:

大学院医学研究科 / 医学部 / 医学部付属病院 / 総合医学研究所・・・医学系教育・臨床・基礎研究の中核

大学院研究センター(12 センター) ├ 総合臨床研究センター(臨床研究支援) ├ 運動器先端医療研究センター(人材育成・臨床研究) └ etc.・・・専門横断型の研究支援・人材育成

伊勢原教育計画センター・・・医学部教育推進

治験・臨床研究センター・・・臨床試験・治験を統括

研究イノベーションセンター・・・産学官連携・技術移転

スタッフ支援センター・・・医師の働き方改革・復職支援

-ウェルビーイングカレッジ:

体育学部・健康学部 / 大学院体育学研究科 / スポーツ医科学研究所・・・スポーツ・健康科学分野の教育研究

競技スポーツ(駅伝、陸上競技、ラグビー 等)/ 生涯スポーツ / 健康マネジメント ・・・現場連携・実践研究

協力機関:Harvard Medical School/慶應義塾大学/National University of Singapore/CAMPUS BIO-MEDICO di ROMA/首都圏 AR コンソーシアム(日本医科大・埼玉医科大・東京医科大・帝京大)/製薬系企業・バイオベンチャー・・・国際共同研究・人材交流・産学連携